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糖質を摂り過ぎていても太らない人の秘密とは?

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糖質を制限しているわけでもなく、糖質量の多い食事を毎日のように食べている友人がいます。毎日のように麺類や白米をそれなりの量を食べているにも関わらず、お腹が出ているわけでもなくスリムな体型を維持しています。彼はもうすぐ40歳になるというのに、メタボ体型でもなく、内臓脂肪も多くないという不思議な体の持ち主です。
何か運動をしているのか?と質問してみても、2日に一回程度腕立て伏せを20回する以外、特に目立った運動をしてないという驚きの答えが返ってきました。

普段の食事のメニューを聞くを更に驚くことになりました。
彼は朝ごはんをほとんど食べず、朝はプロテインドリンクを飲み、お昼ご飯は夕方の16時頃、という不思議な時間での食事を摂ってたのです。
彼いわく、「体型が細いからいいねと言われることはあるが、この痩せ方は健康的ではないと思う。」とのこと。
その理由は、朝プロテインを飲んでから夕方までお腹の音がなるほどお腹が空くらしく、食事で補えなかったエネルギー源を体内にある脂肪などで代用しているような感覚ではないか、と自身は語っていた。

彼の生活は、単純に絶食系のダイエットなのでは?と思ったが、夕食の摂り方を聞いてそうではないことが判明。
彼は20時~22時頃に夕食を食べるとのことだが、その食べる量がなかなかのもの。肉体労働をしているわけではないが、肉体労働をしている男性と同じくらいのカロリー量・糖質量を摂取していることがわかった。

普段食べている食事メニューは?

主に食べる料理の種類は多くなく、一通り彼が普段食べている料理名を聞いてみた。

味噌汁、サラダ、ラーメン、麻婆豆腐、鳥の唐揚げ、そば、パスタ、餃子、インスタント麺、たまに外食で焼き肉、ホカ弁など非常にワンパターンだったが、その他、料理というよりも食べている単品の食材は比較的多かった。パンは月に一度か二度食べる程度らしい。
納豆、豆腐などの豆類の食品、たまご、ソーセージ、鶏肉、豚肉などのたんぱく質が豊富な食品、きゅうり、レタス、アスパラ、たまねぎ、長ネギ、ブロッコリー、人参、キャベツ、しいたけ、エリンギ、もやしなど食べる野菜の種類も多かった。
その他、ミールキットなどで購入できる野菜炒めや肉料理も定期的に食べているとのこと。
ピックアップしてみると、麺類や糖質の多い白米などもなかなかの量を食べているが、野菜や豆類を非常に多く摂取していることもわかった。
しかし、驚きなのはその後にも食事をするということ。
20時から22時ころに食事をした後に、彼は2日に一度は深夜1時から2時ころに2度目の食事をして3時から4時頃に眠りにつくという健康とは言えない生活をしていてことが驚きだった。
眠る2時間前は食事をしないほうが太らないという常識があるが、彼にはそれが該当しないことがわかった。
もともと痩せやすい体質なのでは?と思ったが、彼が食べているものにそのスタイルの秘密がある気もした。

食事から摂取する糖質以外にも、彼は甘いものが好きなため、キシリトール配合のガムやチョコ(カカオ80%以上)も頻繁に食べていることもわかった。
頭を使うことでブドウ糖などの糖質を使うと言われているが、彼の仕事は肉体労働ではないのでそれに当たるのかもしれない。
間食をしても燃焼しきれるほど脳を使っているのだと思われる。

太りにくい人が食べる食事の順序は?

彼の食事の順序には明らかな特徴があった。それは必ず野菜などから食べるということ。GI値という数値が低いものから食べているようで、いきなり白米を食べることはないそうだ。しかしうどんやラーメン、そばはやはり麺から食べることになるので、その点の違いは一般的な私の食事の摂り方と違いはなかった。

また彼の特徴をもう一つ加えると、喫煙者ということ。「食事を食べなくても喫煙することで我慢できる。」と言っていた彼の健康がやや心配だが、喫煙から得られているストレスの解消度合いは高いのかもしれない。
食事を食べることは、一種のストレスの解消とも思える部分もある。
もちろん、体や脳を動かすために必要なエネルギーを摂取しなければならないからこそ、食事を食べるのだが、降りかかるストレスを一時的に忘れることができるというような力を持っているとも考えられる。
彼の場合は、それは喫煙で得てしまっているのかもしれない。

しかしながら、彼は健康診断で引っかかるわけでもなく、糖の数値や血圧などで異常を指摘されたこともないという。
「年々これまでの生活を続けていたら体がダメになっていくかもしれない。」と心配もしていたが、現状の彼はやはりスリムな体型だ。

今回友人の彼にインタビューをしてみて私の生活に取り入れたいと思ったのは、食べる食材だ。

納豆や豆腐などの豆類を毎日のように食べていたこと、野菜を好きで食べていることなど、自分の食生活に足りない食材をとても多く彼は食べていた。
食べているメニューのカロリーや糖質量を毎食ごとに算出することはできなかったが、彼が食べているものの多くは、人間に必要な栄養をしっかり食べていることもわかった。
また、ラーメンなどの塩分が高いものも好んでいたが、基本的には薄味が好きだとも言っていた。このあたりに何か秘密があるようにも感じた。

  • 豆類の食材を増やす
  • 野菜の割合を増やす
  • 塩分を控える

という3つをしばらく実践してみようと思う。

変化があったらまたここでレポートしていきます。